「無心とは何か?」を考えて、曹洞宗の枡野俊明さんの『無心のすすめ 〜 無駄なものをそぎ落とす』を読んでみました。
帯に「無心になれば、人生の意味も変わる。悩みがなくなり、生きるのが楽になる。」と書かれているんだけど、意外と俺はそんな感じだよなーと思ったりはしてて、、
この本を読んで、なんとなくその理由が分かりました。
だって、「禅の世界では「禅即行動」が基本の姿勢とされます。まず行動に踏み出します」と書かれてて、これって「すぐやる」ってことですよね⁉️ 俺、禅のことは全く知らないままに、「すぐやる」をテーマにした本に似たようなこと書いてたよなーと思いました。
ちなみに本書によると、「無心」とは「物事に心を留めないこと」や「心を一つのことに集中できている状態」で、「無心になるというのは心が自由になること」だそう。
そして、その境地になるための方法はいろいろあると思うけど、坐禅はその一つとしてオススメだよと書かれています。
マインドフルネスにおいても、瞑想だけじゃなくて、マインドフル・イーティング、マインドフル・ランニング、マインドフル・ウォーキングなど、マインドフルになるのは瞑想だけじゃないよっていうのと一緒ですね。
最近、僕は「Empty your mind and be free.」という言葉が好きなんですが、「無心」は英語で言うとこういうことですよね。
と言っても、もともと、この「Empty your mind」という言葉自体は、ブルース・リーの動画(Be water, my friend)で、彼が「Empty your mind. Be formless, shapeless, like Water・・・. Be water, my friend.」と言っているのを見てカッコいいなーと思ったんだけど、、
本書ではいろんな禅語を紹介しながら「無心」を伝えようとしていて、知らない言葉がたくさん学べました。
禅、マインドフルネス、無心に興味がある方にとっては入門書的な本としてオススメです。
Keiichi Toyoda Official Website
スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊
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