20年以上抱えてきたコンプレックスの解消

7年前の今日、スペインの大学院を卒業しましたが、これは僕が長年抱えてきたコンプレックスという「負の解消」のためでした。

25歳で留学コンサルティング会社を始め、その後41歳までの17年間、留学業界に身を置いていましたが、All Aboutの留学ガイドになり、NPO留学協会の副理事長になり、、、それなりに頑張っていました。でも、心の中では海外でまともに教育を受けていないことがめちゃくちゃコンプレックスだったんです。

他人にとってはどうでもいいことだと思うんだけど、自分ではそれはどうしようもない気持ちで、留学の仕事をしながら、ずーーーっと「(自分にとって)何か良いプログラムはないかなー?」と探し続けてきました。

もちろん、何年間も海外に行くことは現実的じゃないし、費用の問題もあるし、そして心のどこかでは「いまさら、そんなことしなくても・・・」という気持ちもありました。

僕自身のブランディングの観点からアメリカとイギリスは嫌だったし、それ以外の英語圏もないなーなんて思いながら、、、、ようやく見つけたのがIEのExecutive Master in Positive Leadership and Strategy!

約1年半、3ヶ月に一度マドリードに1週間通いながら、なんとか卒業したのが49歳のとき。20年以上も掛かって、ようやく1つのコンプレックスを解消できました。

でも、そんなちょっとネガティブな理由からの留学でしたが、このチャレンジに対するご褒美は本当に凄かったです。

(大学)
神田外語大学の新学部設立に関わり、その後教授にもなり、上智大学ではリーダーシップの講座を担当することになり、また、東京理科大学でリーダーのためのマインドフルネス講座を持つことになりました。

(武道)
IEの指導教授に勧められて合気道を始め、今では三段になりました。そして、世界のどこに行く時も道着を持って行って、あちこちに合気道の仲間ができました。

また、合気道をやっていたことで、「抜刀にも興味ない?」と声をかけてもらい、今では四段になりました。

(書籍)
IEで学んだ時に「西洋が東洋にヒントを求めているのではないか?」と気づき、それがキッカケで武道の稽古に励みながら、剣術や禅の本を読み漁り、ようやく今年、海外で『MUSHIN(無心)』が出版されることになりました。

これらはすべて、20代半ばから抱え続けてきたコンプレックスがスタート地点です。いや、ほんと長かった。。。

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Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道(三段)/翡翠流抜刀術(四段)/著書『Mushin』など全20冊