ポジティブ心理学の創始者、マーティン・セリグマンの教え子2人による著書『ポジティブ・リーダーシップ』(原題:Profit from the Positive: Proven Leadership Strategies to Boost Productivity and Transform Your Business)を読了!
読みながら、IEのプログラム「Executive Master in Positive Leadership and Strategy」(後のExecutive Master in Positive Leadership and Transformation)の学びを思い出していました。
書籍の原題とIEのプログラム名がかなり近いですが、そもそもIEのプログラムを作ったAcademic Directorがマーティン・セリグマンの教え子ですし、それ以外にも何人もの教え子が先生として登壇しましたから、本書が復習のようになったというのも当たり前といえば当たり前ですね。
ちなみに、本書の中で「ポジティブ心理学はポジティブ思考とは違う」という言葉が出てきましたが、これはポジティブ心理学の重要なポイントの1つだと思っています。
IEでも感じましたが、僕が教えてもらったポジティブ心理学者はみんな精神的に病んだ経験があり、どちらかと言ったら繊細でネガティブで・・・という人たちという印象を受けました。創設者からしてそうだと思いますが、そういう人たちがポジティブに憧れて追求したものがポジティブ心理学だと思っています。
でも、だからこそ、「いかにポジティブが大切なのか?」「どうしたらポジティブになれるか?」「どうしたら組織の中にポジティブな空気を作れるか?」という研究に繋がり、それが今まさに求められているのでしょう。実際、今度アルクとの共催セミナーのタイトルも『正解のない時代に求められるポジティブ・リーダーシップ』 でお願いされましたし。
あと、本書を読んで思ったのは、僕自身がIEでの学びをかなり忘れてるなーということでもありました。学び直し、大切!
Keiichi Toyoda Official Website
スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道(三段)/翡翠流抜刀術(四段)/著書『Mushin』など全20冊
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