『世界観をつくる〜「感性×知性」の仕事術』を読了

世界観!!!

今一番大切なのは「世界観」だと思って検索したら、この本『世界観をつくる〜「感性×知性」の仕事術』が出てきたので早速読んでみました。

すごく共感したと同時に、自分の方向性がこれでいいんだ!という気持ちになりました。

いつも講義の中で「測れるものから測れないものへ」とか「DoingからBeingの時代へ」と話していますが、まさに本書に書かれていたのもそこ。

「文明」から「文化」へ!
「役に立つという価値」から「意味があるという価値」へ!

(文明=役に立つ、文化=意味がある)

今までこの何十年も、企業は「役に立つ製品やサービス」を提供して事業を行ってきたけど、今、「役に立つ」という価値が過剰になってしまい、逆に「意味がある」という価値が希少になった。だからこそ、「意味がある」こそ価値があるのだと。

これ読んでちょっと思ったのは、日本刀なんてまさにそうなんだろうなーということ。だって、日本刀を持っていて役に立つことはないですよね。でも、すごく意味があるものだと思っています。

最近、仕事にしても、キャリアデザインにしても、「メリット・デメリットで考えること」をすごく陳腐に感じていますが、それはこの本で言うところの「頭では分かるけど心は動かない」ということなんだと思いました。

今後、世界を相手に日本企業や日本人が提供していきたいのは「役に立つこと」ではなく「意味があること」でしょう。

そして、その時のキーワードが "世界観"

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Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊