『精神科医がすすめる 疲れにくい生き方』を読了

クロスメディア・パブリッシングの著者仲間で、臨済宗建長寺派の禅僧で、精神科医でもある川野泰周さんの『精神科医がすすめる 疲れにくい生き方』を読了‼️

時に禅僧の立場で、時に精神科医の立場で語りかけるように書かれている本書は川野さんの優しさに溢れていました。

川野さん曰く、疲れは「身体の疲れ」と「脳の疲れ」の2つに分けられ、そして、脳の疲れは「心の疲れ」と「マルチタスクによる疲れ」に分けられるそう。つまり、3種類の疲れがあるとのことです。

最近、疲れが溜まっているなぁと思う方、、、あなたの疲れはその3つの中のどれなんでしょうか?

どれって言われても、、、それすら分からないという事象に対して、川野さんは「分からないから疲れている」ということも書いていました。

自己肯定感、ワーケーション、セルフ・アフェアネス、セルフ・コンパッションなど、最近よく聞くキーワードも交えながら、「疲れの原因とその解消法」を丁寧に解説している本書。読みやすくて一気に読んじゃいました。

ちなみに、自己肯定感が高いと疲れにくいそうですが、僕はたぶん(いや、たぶんじゃなくて絶対かな?)自己肯定感、高いですね。だって、いつも「俺、最高!」「今日も最高!」って思っていますから。。笑

川野さんは「私たちの自己肯定感を支えてくれるのが自慈心(じじしん=セルフ・コンパッション)です。」と書いていましたが、これが高いってことなのでしょうか。

そして、本書の最後には「疲れにくい自分をつくるための方法」がいくつも紹介されているのですが、それをみて、あーーーー、だからかな!?と思ったことがあります。

だって、「呼吸瞑想」とか「歩く瞑想」「階段エクササイズ」と書かれているけど、僕は毎朝、合気道の稽古で『呼吸法』や『呼吸投げ』をやっているから、それがここで書かれていることと同じかそれ以上の効果になっているんじゃないかなーと、、、

さすが、仏教学者の鈴木大拙さんが「合気道の所作は動く禅(Moving Zen)」と表現しただけのことはあるかもしれません。

0コメント

  • 1000 / 1000

Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊