『酒ビジネス All About The SAKE Business』を読了

『酒ビジネス All About The SAKE Business』を読み終えましたが、著者のお酒に対する想いをこれでもかというくらい感じる本でした!

この本を読むだけで、日本酒の歴史から作り方から、日本酒の新しい変化から、グローバル展開から、すべてが分かるような気がします。 

正直、僕は日本酒が苦手でほとんど飲まないのですが、この本を読むと、日本酒は単なる飲み物ではなくて、日本文化の象徴だなーと思わされます。

ちなみに、2009年から2022年までで6.6倍になるほど、日本酒の輸出額は増えているそうですが、その理由は次の3つだとか。

・和食ブームによる日本食レストランの増加
・品質の向上
・冷蔵輸送サービスの向上

そして、日本国内には約1400軒の日本酒醸造所があるんだけど、海外にもすでに70軒あるとのこと!

ベトナムで作られている「越の一」のことは聞いたことありましたが、その話も書かれていました。著者曰く、近年目覚ましい発展を遂げている東南アジアの新興国の中でも、特に熱量を感じさせるのがベトナムだそうです。

あと、面白そうなのは、最近出てきた「クラフトサケ」でしょうか。何かと言ったら、「日本酒の製造技術をベースに、お米を原料としながら、日本酒では法的に採用できないプロセスを取り入れた新ジャンルのお酒」とのことですが、ハーブやホップ、山椒などのスパイスを入れたサケまで出てきているそうで、すごく自由な感じがします。いやー、どんどん進化しているんだなー

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Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊