日本刀は文化・精神の背骨

大英博物館の学芸員をしていたこともある日本刀研究家のイギリス人、ポール・マーティンさん!

今朝、合気道本部道場で大先輩からいただいた新聞の切り抜きを読んでました。

産経新聞の論説委員の日本の将来を憂う気持ちが伝わる、一面を全部使っての日本刀特集!

僕自身、抜刀術を始めるまでは縁遠かった日本刀の世界ですが、でも実際、私たちが今でも使う言葉の中に、日本刀から生まれた言葉がたくさんあるんです。

例えば、「元の鞘に収まる」とか「反りが合わない」とか、、、

それ以外にも「しのぎを削る」、「切羽詰まる」「伝家の宝刀」「抜き打ち(テスト)」「付け焼き刃」「太刀打ちできない」「相槌を打つ」「折紙付き」「急場しのぎ」「単刀直入」「焼きを入れる」などなど、これでもか!というくらい、たくさんあります。(実際、私たち、使いますよね?)

それくらい、日本人の精神性や文化と切っても切り離せないのが日本刀!

でも、今や、日本刀を作る職人さんたちはすごく少なくなっていて、刀鍛冶だけでなく、鞘師(さやし)、研師(とぎし)、柄巻師(つかまきし)など、日本刀は8つの職種の職人さんたちによって作られているのですが、彼らの貴重な伝統技術が消えてしまうような状況にあると、、、

ポールさん曰く、「日本刀を世界のアートの経済に置くことが必要でしょうね」とのことですが、刀剣文化を世界に発信していくという点に関しては、僕自身もHiSUi TOKYOの活動を通じてなど、何か関わっていきたいなー

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Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊