東川スタイル 〜 人口8000人のまちが共創する未来の価値基準

「東川にはワークライフバランスという言葉が似合わない。当たり前のように、Life（暮らし）の中にWork（仕事）があるのだ。」

3月末に遊びに行った東川町を取り上げた書籍『東川スタイル 〜 人口8000人のまちが共創する未来の価値基準』を読みながら、たしかに東川町はそんな雰囲気の街だったなーと思い返していました。

「地方創生」や「地域活性」、あるいは「二拠点生活」、「ワーケーション」という言葉をよく聞くようになりましたが、注目の田舎町のひとつが北海道の東川町じゃないかなーと思っています。

ちなみに、本書では、「『鉄道、国道、上水道の3つの道がない』と言われる東川町は、一見生活に適さず、何もない”ふつう”の田舎町という印象を受ける。」と書いてありましたが、「上水道がない」というのは多くの人にとっては全く”ふつう”じゃない、東川町の最大の特長のひとつとも言えますよね。つまり、東川町ではみんなが地下水で暮らしているという、、、なんという贅沢！

過去30年間で人口が20%以上も増加したほど移住者が多いことで知られる東川町ですが、旭川空港から車でわずか10分という交通の便、「写真の町」という素敵なブランディング、日本三大家具のひとつとして知られる旭川家具の約3割を生産するという「家具の一大生産地」、雪質が世界トップクラスな大雪山連峰も最高‼️ そういえば、温泉やサウナも良かったなー

また、「人口8000人の街に60以上の個性的な小さな店があり、、、、」と、おむすび屋の「ちゃみせ」や道の駅ひがしかわ「道草館」、コーヒーショップ「ロースターコースター」、「居酒屋りしり」など、僕が連れて行ってもらった店もたくさん紹介されていました。

この本を読んで、改めてまた行ってみたいところです。