『日本とユダヤの古代史＆世界史』を読了

『日本とユダヤの古代史＆世界史 〜 縄文・神話から続く日本建国の真実』を読み終えました。

古くから日本には北から南から西からいろんな人たちが入ってきたはずで、日本人の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする「日ユ同祖論」というのはちょっとどうなのかなー⁉️と疑問に思っていましたが、田中先生が主張している「日ユ同化論」はすごく腑に落ちる感がありました。

そして、たまにYouTubeで見ている茂木先生が共著者として解説をしながら進めている本書はめちゃくちゃ分かりやすくて、あーーー、これはそうだったかもなーと思わされます。

そうだったかもなーというのは、ユダヤ人が5つの時期に分かれて、日本にやってきた！という点。これが事実だとしたら、流石に「同祖」ではないだろうけど、私たちの血の一部は「同化」したユダヤ人ですね。

まぁ、日本は様々な移民が混じり合ってできた国だし、そもそもこの地球上にMixじゃない人なんていないでしょうから、全然おかしな話ではないけど。

ユダヤ系渡来人として有名なのは弓月国からやってきた「秦氏」ですが、これはもはや事実でしょう。秦の始皇帝や呂不韋（キングダムを読んでいる人は分かるw）がユダヤ系だったかどうかは分かりませんが。まぁ、でも、それもないこともないと思っています。

あと、本書で面白かったのは「天孫降臨」の話！

神話として知られていますが、神話にはなんらかの事実が隠されているもので、本書ではそれは「日高見国による日本統一事業の総仕上げだったのだろう！」と明確に解説していてたのは分かりやすかったです。