未来を創り出すのは忍者人材

ワクワクしか感じない、河瀬誠さんの新刊『未来創造戦略ワークブック 〜 30年後のビジネスを「妄想・構想・実装」する』を読み終えました。

僕は河瀬さんの『新事業開発スタートブック 〜 あなたの会社にイノベーションを起こす』が大好きで、うちの会社でやっている変革マインドセット研修ではいつも受講生にそれを読んでもらっているのですが、今回の本はそれをさらにグレードアップしたものになっていました。

だって、ただの新事業開発ではなく、未来創造戦略ですから、タイトルからしてグレードアップ感があります。

本書は河瀬さんが得意とする未来予測に始まり、さらにそこから自社が存続するために、未来を妄想し、未来を構想し、未来を実装する！という、ワクワク感がありつつ、前著同様にめちゃくちゃ具体的なケースを描きながら進んでいくので、自分ごととしても考えられる分かりやすさがありました。

「これから自分の会社はどうなっていくんだろう？」「自分の仕事はどうなっていくんだろう？」そんな不安を抱えている企業にとっても個人にとっても、ヒントとアクションのアイデアに溢れる本で、これからの僕の研修では『新事業開発スタートブック』じゃなくて、こっちの『未来創造戦略ワークブック』を活用しようと思っています。

面白かったのは、最後の方に突然、「未来を創り出す忍者人材」という項目が出てきて、「え、、、なにそれ⁉️」と思ったのですが、確かにそれは間違いないですね！

ちなみに、、、本書でケースとして登場するのが「関西の海沿いにある人口10万人の自然豊かな町」なのですが、果たしてこれはどこなのだろう？？？とイメージしながら、先日行ったばかりの岡山県瀬戸内市も同じような課題感があるなーと思っていました。