60歳を迎えた今が、心も体も自分史上最高!

60歳を迎えた今が「心も体も自分史上最高!」という、ダンサーSAMさんの著書『いつまでも動ける。』を読了!

今日発売された、クロスメディア・パブリッシングからの新刊です。

サブタイトルに「年をとることを科学する、ジェロントロジー」とありますが、これはSAMさんがダンサーとして活躍してきた経験値に南カリフォルニア大学でジェロントロジーを学んだ内容を加えた本で、、、僕にとっては共感することばかりでした。

なお、「加齢学」と訳されるジェロントロジーに関して、SAMさんは「ジェロントロジーとは、ひと言でいうと、人間がポジティブに年をとることを何よりも大切にしている学問」と説明しています。

体も心も健康で、最期まで幸せに暮らしていくにはどうしたらよいかを追求している学問だそうです。

本書に、「いくつになっても「ついていけない」とか「わからない」と決めつけず、一歩を踏み出すことが大切ですね。」と書かれていましたが、「一歩を踏み出す」は、まさに弊社の研修初日のメッセージ!

そして、「知識をアップデートすること、好奇心を持ち続けることも、実は健康と密接に関わっている。」とあったのですが、弊社が早稲田大学トランスナショナルHRM研究所と一緒に研究した変革マインドセット(The Transformation Mindset)の要素に「あくなき探究心」や「好奇心」というものがあり、それらの要素を持っている人は変化に強いと出てきました。変化に強い人が健康的であるということでもありそうです。

あと、SAMさんは60歳になった今、「無駄な力を削ぎ落とすことを覚えて、かえって自由に踊れる」とか、「無駄を省くこと、枝葉をとっていくことを、この数年間、僕自身の課題にしてきました。大事なものだけを残していく感覚です。」とも書いていましたが、これは合気道の稽古にも通じるものだなー

というか、いつも僕が「もっと力を抜け」と言われていることにも近いなーなんて思いながら読んでいました。

最近、武道・武術・格闘技系のYouTubeでやたらと「脱力」というワードが出てきますが、それはすべてに関わってきますね。

0コメント

  • 1000 / 1000

Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊