『世界のビジネスエリートが知っている教養としての茶道』を読了

先日、「茶道」の件で某大手新聞社から取材をいただきましたが、その依頼の中に「グローバル茶道家の竹田理絵さんが執筆した『世界のビジネスエリートが知っている教養としての茶道』がベストセラーになるなど、最近、経営者やビジネスマンの間で、茶道が静かなブームに・・・」という一文がありました。

茶道の本もいろいろ読んでいるけど、これはまだ読んでいないなーと思って、早速読んでみることに、、

「茶道」についての全体像が分かるような内容で、基本的には知っていることばかりでしたが、"現時点の"、そして"グローバルな視点から見た"、というところで改めて茶道の魅力が伝わってきました。

ちなみに、この本にも出てきた茶道の基本精神「和敬清寂(和やかに、敬い、清らかで、何事にも動じない)」に関しては、僕が抜刀術を学んでいるHiSUi TOKYOでも、茶道の先生から「和敬清寂って英語でなんて言えばいいんだと思いますか?」と聞かれたことがあって、正直、全く分からなかったのですが、本書で「Harmony, Respect, Purity and Tranquility」と書かれていました。

そして、「茶道は日本の総合伝統文化とも称され、書(掛け軸・禅語)、お花、お香、お道具(陶芸・漆器)、建築(茶室)、庭園(露地)、和食(懐石・和菓子)、着物、歴史、文化、作法、精神性など、日本の文化がぎゅっと凝縮され、密接に繋がっているのです。」と書かれているのを読んで、確かにこれは全部が凝縮されているなーーと、、

ひとつだけ、まだ「それはどうなのかなー⁉️」と思っていることは、「常に死と隣り合わせの日常にいた武将にとって、茶の湯は、唯一、心を穏やかにして安らげるひとときだった」「戦乱の世、明日をも知れぬ武将が、茶の湯によって、己を向き合い、邪念を払って心を整えたのです」という説明!

いろんなところでこういう説明を見るので、なんとなくそんな気がしないでもないけど、違うんじゃないかなーと密かに思っています。じゃあ何?と言われても、よく分からないけど・・

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Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊