現代柔道や現代剣道は「武道」ではない?

「武道と禅」との関係に「マインドフルネス」というキーワードを絡めてきたので、ちょっと面白そうかなーと思って買ってみた『空手と禅 〜 身体心理学で武道を解明!マインドフルネスが導く“全方位的意識"へ』を読了!

筑波大学の准教授で、空手家(糸東流六段)でもある著者の、冒頭の主張(下記)を読んで、、「おーーー、どんな持論を展開していくつもりなんだろう??」と逆に興味を持ちました。

「本書は武道修行を薦める本です。しかし、一般的に武道の代表格とされている柔道や剣道を薦めるものではありません。なぜなら、現代柔道や現代剣道は「武道」ではないからです。」 

何かというと、現代柔道や現代剣道は今や「スポーツ」であり、「武道」ではないのだと、、。そして、空手においても、フルコンタクト系を始めとする試合・競技があるものも「武道」ではないという主張!

本書のタイトルも『空手と禅』だし、著者が空手家だしなーー、そう言いたいんだろうなーーと思いつつ、著者が専門としている「身体心理学」や「マインドフルネス」から捉えた武道と禅の共通点については、僕自身もいつも考えていること(感じていること)に近くて、なるほどこういう説明をするのかと勉強になりました。

実際、マインドフルネス瞑想のように呼吸に意識を戻すことで「今ここ」に注意を向けなくても、僕がやっている武道の稽古においては必然的に意識を「今ここ」に向けなければ技が効かない、もしくは危険(真剣を持っている場合は特に・・)ということになり、そもそも雑念が出てくる状況にはないからです。

そういう意味において、武道の稽古では結果的にマインドフルにならざるをえないというのはほんとその通りだと思っています。

ただ、後半はご自身がやっている空手、特に糸東流空手が一番最適!みたいな展開になっていくので、そこだけは少し鼻につくというか、、w もう少し書き方があるんじゃないかなーと思って読み飛ばしましたが、前半に関してはもう一度読み直して、自分なりの解釈を考えてみたいなー 

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Keiichi Toyoda Official Website

株式会社スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外修羅場研修/ポジティブ・リーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/新陰流兵法/著書『とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方』など19冊