年始から読書三昧

今から約400年前、伊達政宗の命を受け、スペインに渡った支倉常長とその一行の物語、『2つの太洋を越えた男:支倉常長の2500日』『遥かなる海を越えて』の2冊を一気に読み終えました。

元々、好きな話なので、大体のことは知っているのですが、2冊読んで改めて思うのは、今の私たちからは想像もできないほどのとてつもない大冒険だなーということ!

今でこそ、私たち日本人は世界最強のパスポートを持ち、そして、飛行機で世界のどこにでもひとっ飛びで行けますが、海の向こうの世界を全く知らなかった人たちが、木造の船を操って当時スペイン領だったフィリピンに渡り、そこから太平洋を越えてメキシコまで航海を続け、陸路でメキシコを横断したあと、今度は大西洋を越えてスペインへ。

だけど、結果的に通商交渉はうまくいかず、支倉常長にとって、鎖国に突入した日本の状況はどんどん悪くなり、最後は失意のもとでひっそりと帰ってきたのですが、スペインで滞在していたセビリア近くの街 Coria del Río には何人かの日本人が残り、400年経った今、自らを「サムライの子孫」と呼ぶ600〜800人のJapón(ハポン)姓のスペイン人がいるというのは凄いことですよね。

正月に読んだ漫画『イサック』もちょうど同じ頃、後に30年戦争と呼ばれる戦いの最中にあった17世紀の神聖ローマ帝国に渡った日本人傭兵(鉄砲鍛冶)2人の話。こちらはフィクションだけど、当時の状況を考えると、もしかしたらそんな人たちがいたとしてもおかしくはないかも、、、と思わせる背景で個人的には大好きです。

ちなみに、支倉常長の本はもう1冊『慶長遣欧使節 〜 伊達政宗が夢見た国際外交』も購入したので、次の読書はそれかなー。と書きつつ、昔から何度も読んでいる『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を昨日から読み始めちゃって、もう半分くらいきちゃったけど。。

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Keiichi Toyoda Official Website

株式会社スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブ・リーダーシップ研修/マインドセット研修/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道(三段)/翡翠流抜刀術(四段)/著書『Mushin』など全20冊