今日、日本にとっては終戦記念日ですが、インドにとっては独立記念日で祝日のため、今回行きたいと思っていた「コヒマ平和記念公園」も「コヒマ戦没者墓地」もクローズ!
「うーー、せっかくここまで来て、そこだけは行きたかったのに残念、、、、」と思っていたら、あらかじめ関係を作っておいた政府関係者の計らいで、なんと我々のためだけにどちらも開けてくれました。(すごいVIP待遇!)
ナガランドの州都コヒマは第二次世界大戦におけるインパール作戦の激戦地の舞台で、最初に行った「コヒマ平和記念公園」は日本軍の兵士らを悼む記念碑ができていましたが、これから記念館や野外ステージ、日本食レストランもできるようで、その建設の真っ只中でした。
「完成した時には、この野外ステージで演武じゃないですか?」と言われて、「こんな感じかなー」なんてポーズを取っているところを、遠くにいた仲間に激写されてました!笑
そして、次に行った「コヒマ戦没者墓地」は、イギリス軍の陣地となっていたテニスコートを挟んで、イギリス軍と日本軍が銃弾と手りゅう弾の応酬を繰り広げたため、「テニスコートの戦い」とも呼ばれていますが、まさに「テニスコートがここにあった!」ということがわかるようにコンクリートでラインが引かれていました。
イギリス兵と言ってもその多くはインド人で、中には16歳とか18歳とか、、、、かなり若い人のお墓もありました。激戦後の当時のコヒマの写真を見ましたが、戦争の悲惨さを感じずにはいられません。
ちなみに当時、インド人も「英領インド帝国の軍人」と「日本の支援でつくられたインド国民軍(INA)」の両方に分かれて戦ったので、イギリスと日本の戦いでありながら、インド人同士が戦っているという状況もあり、それもまた複雑な状況ですよね。
いろいろ考えさせられるコヒマ訪問でしたが、ここを日印の友好の場所としていろんなプロジェクトができたら良さそうと感じました。また来よう!
Keiichi Toyoda Official Website
スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道(三段)/翡翠流抜刀術(四段)/著書『Mushin』など全20冊
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