『ピースメーカー 天海』を読了

明智光秀と千利休の二つの生、そして今は天海として…織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康という三人の傑出した武将のそばにつき、各々が目指した天下を常に考えてきた男！

そして、そこには「天下泰平の世を創る」というただ一つの強い信念があったという、、、、実際はあり得ない話だと思いますが、そんなことがあったとしたら凄いことだなーと思えるような面白い本、『ピースメーカー 天海』を読み終えました。

本書にはいろんな武将の名前が出てきますが、お！！！っと思ったのは、千利休の茶の湯を継いだとされる武将茶人、古田織部について結構文量を割いていたこと。

「お前の茶は時代をも見事に切り裂いている。だから面白くて素晴らしい。物凄い切れ味がある。だから皆は愉しむ。お前を、利休を超えた茶人だと思う。」とか「織部はその茶の魅力を使ってそれらの力ある者たちを纏め、意のままに動かすことができる。」なんて書かれていたことからも、いかに当時、古田織部のプレゼンスが高かったかが分かります。

いやー、面白かった。結構長い小説ですが、面白くて没頭して読んじゃいました。

さて、、、僕は今、マレーシアのクアラルンプールにいまして、明日からの1週間は某鋳鉄管メーカーの次世代リーダーたちに対して海外研修ミッション: グローバルを実施します。