「進むも滝川、退くも滝川。」と言われた名将、織田四天王の1人、滝川一益を描いた小説『乱世をゆく〜織田の徒花、滝川一益』を読了!
出自が不明で、忍者だったのではないかと?と言われているのも小説向きなんだと思いますが、戦いで先鋒(せんぽう)を任せられ、撤退するときには殿(しんがり)を任せられるというのは、相当に強かったんでしょうね。
それなのに、織田軍団の他の武将に比べてちょっと影が薄いのはなんでだろう?とも思いますが、この小説の一益はどこか生を達観している様がすごく魅力的でした。
『花の慶次』で知られる前田慶次は滝川家の出身と言われていますが、一益と慶次が一緒に戦うシーンも出てきて、戦いに強い男たちのカッコ良さがあります。
それにしても、あの戦いの世界に生きた彼らの心はどんなだったんだろう⁉︎ ふつうの精神状態じゃいられないと思いますが、宮本武蔵の『五輪書』や江戸時代の剣術書に書かれたように、果たして本当に無心になんてなれたんだろうか、、、、
そんなことを思いながら、僕は今日もまた抜刀術の稽古に行ってきます!
Keiichi Toyoda Official Website
スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊
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