「負けない」合気道!

昔、会社に殴り込みにきた人と仲良しになったことがありました!笑(そして、今でも仲良しです。)

あ、、、殴り込みは言い過ぎだったかな、、、

でも、あとで飲んだ時に「場合によっては殴ってもいいと社長に言われて乗り込んだ」と言っていたので、その可能性もあったということで、、、危なかった!笑

「負けない合気道!〜 争わないから強い武術、その「実戦の極意」とは!?」というタイトルに惹かれて思わず買っちゃった月刊秘伝の4月号を読みながら、そんなことを思い出していました。

そういえば、10代の頃に読んだ養神館合気道の塩田剛三先生の合気道の本に「合気道の実戦の極意とは、自分を殺しにきた相手と友達になること」という言葉がありましたが、それは好きな言葉のひとつ。

だって、本気でナイフを持って襲ってきた人がいたら、戦う前に走って逃げますよ。むしろ問題は、恐怖で身体が固まって動けないこと。そして、そうなる可能性は高い。。

だからこそ、できるか分からないけど、本当にそういう時に大切なのは「平常心」だと思いますし、その心の鍛錬こそが武道なのだと思っています。

合気道はよく実戦的じゃない!とか、戦ったら弱い!と言われていますが、結局これって定義の問題で、例えば、僕の抜刀術の師範は「抜刀術」が一番強いと言ったりしますが、でも、現代の世の中で真剣を持って歩かないよね!?ということです。

そりゃ、真剣を持っている凄腕のサムライに素手で向かっていったら勝てるわけはありません。でも、現代の世の中で街に真剣を持っている凄腕のサムライがいたら逮捕されちゃいます。

だから、実戦って何?という定義の問題です。それに合気道は体術だけでなく、木剣や杖、短刀といった武器もありますから、それらを使っていいのかというのも定義です。

結局、どんな武道でも、その目指すところは心身を鍛えるということ。そして、中でも「心」の占める割合は結構大きいでしょう。

とはいえ、合気道も武道ですから、いつも稽古しながらヘトヘトですし、これまでも手首、肘、首、膝などなど、身体のあちこちを痛めていますから、朝の稽古でも「今日は強い人と組むのはやめておきたいなー」なんて思う日もあったりします。

一言で言えば、心身ともに鍛えられる武道は最高だよということです。そして、世界の人たちを魅了しているのも、日本の武道の最高なところ。

それにしても、最近、いろんな武道、武術、格闘技の人たちがYouTubeでコラボをしているのはほんと面白いですね。お互いにリスペクトが見えるし、どっちが強い弱いではなく、その技術交流の中での切磋琢磨が気持ちいいです。

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Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊