戦後の経済復興や高度成長期は日本の人口が凄かった(世界トップクラスの人口大国、急激な人口増加、綺麗な人口ピラミッドなど)おかげということは、いつも講演でも話していることですが、まさにこの冒頭に書かれている急激な人口減少の先行きには恐怖しか感じません。
が、、、それは事実ですから、「じゃあ、どうすればいいの?」と考えていかないといけない。。
そんなヒントに溢れている本書、デービッド・アトキンソンさんの『新・生産性立国論』を読み終えました。
結論としては、本書のタイトルにある通り、世界的にも低いとされている日本企業の生産性を上げるしかない!という話なのですが、ほんとそうしないと、著者が言うように、、、
「人口減少時代に必要なのは、変化を受け入れ、むしろ変化を楽しみながら「生産性」を持続的に向上させていくことです。経済の大前提が崩れ去った時代には、変化を恐れる姿勢は「座して死を待つ」以外の何物でもありません。」
というのは間違いないと思っています。
そして、だからこそ、「人口減少時代に最も不必要な経営戦略は「高品質・低価格」です。」という提言をすべての経営者は真剣に考えなければいけません。
今、あちこちで「変革」「変革」という言葉が飛び交い、僕自身も変革マインドセットをテーマにした話を頼まれたり、研修を実施したりしていますが、まさにその「変化を受け入れ、むしろ変化を楽しむ」というマインドセットは求められていますね。
本書はすべての日本企業、日本人に関わるテーマであり、そして、「ふーん」と他人事では済まされない問題だなーと感じながら、自分は自分でどうしていくかを考えています。
Keiichi Toyoda Official Website
スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊
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