『マンガ ストーリー&キャラ創作入門』を読了

著者の田中裕久さんは大学の後輩でもあり、今はManga VAMOSプロジェクトでも一緒に組んで、ラテンアメリカの人たちの漫画コミュニティを運営している仲間ですが、彼が出したばかりの本書をようやく読み終えました。

サブタイトルに「読者を惹きつける感情移入の作り方」と書かれていますが、鬼滅の刃やワンピース、進撃の巨人など、様々な漫画を例に挙げながら、なぜそれらの漫画が読者を惹きつけるか?を丁寧に解説しています。

そして、僕がこの本を読んで思ったのは、これをビジネスという視点で捉えると、「人気漫画のストーリー創作から学ぶ、ビジネス提案書の作り方」みたいな応用ができるなーということ!

実際、本書の冒頭に出てくるのは「誰に向けて作品を作るのか」という項目でしたが、ターゲットの考え方は「読者のニーズ」と「自分の描きたい内容」と「漫画のスタイル」の重なったところと書かれていて、これはいわゆるビジネスでいうところの「マーケットニーズ」と「自分たちがやりたいこと(ミッションやビジョン)」と「自分たちのリソースでできること」の3つが重なったところに・・とも繋がってきます。

そして、「読者はオール3点の原稿を求めていない」とも書かれていて、つまり、5点満点で全部平均点を取るような「まぁまぁ」の漫画が魅力的じゃないというのも、ビジネスと全く同じでしょう。求められているのは、「荒削りだけど光るものがある原稿」です。そして、これは新規ビジネスでもそうですし、新しい人材を採用するときもそうだと思います。

「企画に売れる匂いを付けよう」という項目では、「3つの「なぜ」を考える!」とありましたが、これも新しい事業企画を考えるときに必ずやること!

さらに「演出の大事さ」は漫画ではもちろんかなり重要な要素だと思いますが、ビジネス提案書だって同じことです。

「マンガ」という切り口だけに収めるのはもったいないと思うくらい、「人の心を動かす」ためのヒントがたくさん散りばめられている本でした。よーし、今週も頑張ろう!

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Keiichi Toyoda Official Website

株式会社スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外修羅場研修/ポジティブ・リーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/新陰流兵法/著書『とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方』など19冊