セルフ・アウェアネス:リーダーが伸ばすべき最大の能力

ハーバード・ビジネス・レビューの『セルフ・アウェアネス』を読了!

本書にも「リーダーが伸ばすべき最大の能力の筆頭にあげられるのがセルフ・アウェアネス!」と書かれていますが、ポジティブ・リーダーシップを学んできたスペインの大学院 IEでセルフ・アウェアネス(自己認識)という言葉を聞いて以来、僕自身もかなり意識をしているキーワードです。

「リーダーに最も求められる能力」と言いながら、果たして自分が持っているかどうかは分かりません。だって、リーダーと呼ばれる人たとのほとんどにはこれが欠けているのではないか?とも言われますから。。

ただ、本書に「自己認識の特徴の一つは、自分を笑い飛ばせるユーモアのセンスである。」と書かれていて、、、俺、これはあるんじゃないかなーー⁉️と思ったり、、、

なるほどーーーとちょっと驚いたのは、「実は、自己認識において、「なぜ」は驚くほど非効果的な問いかけなのだ。」というところ!

人材育成の仕事をしていると、「なぜを問う」というのはよく聞くし、実際に僕も好きなんだけど、確かに自己認識には「なぜ」じゃないですね。「なぜ」ではなく「何」を問うべきという説明に納得をしました。

(以下、抜粋)

「内省、つまり自分自身の思考や感情や行為の原因を探ることは、自己認識を高めると考えられている。結局のところ、己を知るには「なぜ自分はこうなのか」を省みる以上に良い方法はないだろう、というわけだ。けれども、私たちの研究で最も驚くべき発見の一つとして、内省をする人は自己認識度がより低く、仕事の満足度と幸福感も低めであった。」

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Keiichi Toyoda Official Website

スパイスアップ・ジャパン(代表取締役)/神田外語大学(客員教授)/上智大学(非常勤講師)/レインボータウンFM(ラジオパーソナリティ)/NPO留学協会(副理事長)/グローバル人材育成/海外"殻破り"研修/ポジティブリーダーシップ/変革マインドセット/アルゼンチン育ち/上智大学卒業/IE University(スペイン)卒業/合気道/翡翠流抜刀術/著書『人生を変える単純なスキル』など全19冊